やきしん
沖縄ナンバーワン焼鳥店「やきしん」。大将の想いが込もった絶品の焼鳥と親子丼が楽しめる隠れ家的なお店。
店内は和の雰囲気でとても清潔感があり、カウンターが7席に個室(和室)が1卓。とても広々とした空間となっています。
焼鳥とおやこ丼の神棚?のようなものが祀られていたり、盆栽がディスプレイされていたり、面白い作りになっています。
大将に「店内の写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、「もちろんいいですよ。盆栽はライトに照らされた影がこだわりなんですよ。」と教えてくれました。
隅々にまでこだわりのある方は、お料理にもこだわりがあり、とても美味しいことが多いので、期待できると思いました。
メニューは「焼鳥のおまかせコース(4,600円)」のみ。お漬物から、焼鳥7本、親子丼、鳥スープまで、順番に一品ずつ提供されます。
この日は車で来店したので、ウーロン茶と生レモンサワーで乾杯しましたが、大将のご出身は秋田県だそうで、車の運転がなければ日本酒をいただきたいところです。
まずは、お漬物。いぶりがっこ、生姜漬けと胡瓜漬け。いぶりがっこは苦手なので、恐る恐るいただきましたが、美味しい!香りにクセがなく、上品な味で、とても食べやすい。
串物の1本目は、下仕込みで骨がすべて取り除かれた手間のかかった「ぼんれす手羽」。じゅわ〜っと肉汁が溢れ、美味すぎる…手羽先史上最高の美味しさ。
2本目は「ハツ」。4羽分の心臓がたっぷりと一串に。臭みはまったくなし。焼き感はあるのに中はレアで、口の中で溶けます。
3本目の「だきみ」は、外側を包んでいる皮がパリッ、内側のもも肉はふっくらじゅーしーで、大葉のアクセントが効いています。
4本目は、大葉ともも100%ミンチの「つくね」。肉感と柔らかさがあってめちゃくちゃ美味しい…上に乗った自家製梅にんにくが良く合います。
5本目の「みたらし玉子」は、とろっとろで、上品な甘みと塩味のバランスが抜群。6本目の「わさび焼き」は、もも肉にわさびを乗せたさっぱりとした一本です。
7本目、最後の串は「椎茸」。トリュフオイルで香りをつけたという肉厚で熱々の椎茸がふっくらとして柔らかく、とても美味しかったです。
そして、神棚にも祀られていた名物の親子丼!テンションが上ってしまいますが、その理由は、親子丼を出すときの大将の決めポーズがこちら!
かっこいい!実はインスタでこの決めポーズ画像を見て、ずっと楽しみにしていました。すべてのお客さんにこのポーズをとられていて、大将自ら「写真撮っていいですよ」って言われているんです。本物が見られて大満足!
大将の決めポーズもさることながら、出汁がたっぷりスープみたいなとろとろ卵と焼鳥の親子丼は、お味も大満足。〆の「鳥スープ」も濃厚で非常に美味しかったです。
料理はもちろん大将のお人柄が本当に良くて、親子丼の決めポーズのときに、動画を撮りたいとお願いしたところ。
「動画は撮られたことがないんで、どうしたらいいか…でも、わかりました。照」と、ハニカミながら了解してくれました。
隣の席に居合わせていた常連の女性二人組に「動画は初めてなんだ!知らなかった!」とツッコまれ、大きな笑いが。
尺は短いですが、大将の決めポーズの初めての動画がこちら。
大将の徹底したこだわりと、シャイな人柄に満たされるお店。どこかの口コミで、沖縄を訪れる度にこのお店に来ていると書かれているのを目にしましたが、私も間違いなくリピートしますね。沖縄ナンバーワンの焼鳥店だと思います。