沖縄県那覇市のゆいレール「安里駅」から徒歩3分の「肉マースソバマサミ」さん。お昼だけ営業しているチャーシュー塩ラーメンのお店ですが、大将のこだわりはとてつもなく、一組一組丁寧に一杯ずつ作られるため、その味もさることながら、行列と待ち時間ができます。

メニューはとてもシンプルで、油の量と麺の量の違いで「あっさり 並 800円」「あっさり 小 700円」「ふつう 並 800円」「ふつう 小 700円」「こってり 並 800円」に、「ごはん 小 100円」と「塩味玉 1個 100円」のみ。
今回は、食券でふつう並に塩味玉を購入し、それから食券を渡す際に100円玉を渡して裏メニューの「肉増し」を注文しました。

一杯一杯鍋に火をかけ、スープも一杯一杯余分な油を箸ですくわれていて、一杯提供されるのに約10分はかかっていたと思います。
その結果、目の前に提供されたらーめんのスープの美しさは素晴らしいものでした。

昆布出汁を、ワタリガニ、アサリ、干し貝柱などで煮出し、白醤油や塩で調えられたというスープはすっきりしていて非常に奥深く、超絶品。こんなに美味しい塩ラーメンのスープは初めて飲みました。

そして、多加水中太ストレート麺は白く、つるっ、ぷりっとした食感で、スープによく絡み、噛めば噛むほどにもちもちとして、甘みさえ感じるほどでとても美味しいです。

この日は土曜日で、開店時間11時30分の15分後に並び、1時間半待ちましたので、実際に食べるまではもう来ることはないかなと思いましたが、食べた瞬間に再訪問が確定。
どれだけ待っても食べたいものは食べたい。沖縄なのでもちろん沖縄そばも良いですが、肉マースソバマサミさんのチャーシュー塩ラーメン、ぜひぜひ味わってほしいです。